事業所紹介

筑波宇宙センター

〒305-8505 茨城県つくば市千現2-1-1

筑波宇宙センターは筑波研究学園都市の一画にあり、1972年に開設しました。約53万平方メートルの敷地に、研究学園都市にふさわしい緑ゆたかな環境と最新の試験設備を備えた総合的な事業所です。
当センターでは、JAXAの推進する活動のうち、

  • 宇宙からの目となる人工衛星の開発・運用およびその観測画像の解析
  • 「きぼう」日本実験棟を用いた宇宙環境利用や、宇宙飛行士養成と活動推進
  • ロケット・輸送システムの開発と、技術基盤確立のための技術研究推進

を行っており、日本の宇宙開発の中枢センターとしての役割を果たしています。

内之浦宇宙空間観測所

〒893-1402 鹿児島県肝属郡肝付町南方1791-13

内之浦宇宙空間観測所では、科学観測ロケットおよび科学衛星の打ち上げならびにそれらの追跡やデータ取得などの業務を行っています。
起伏の多い地勢の山腹を削って造成された台地に機能的な建物が配置されており、世界に類のない特色のある観測所となっています。
職員の仕事は、観測所の管理、事務および施設の維持が主ですが、見学者に対しての案内や説明により、宇宙に関する理解を深めてもらうことも重要な仕事のひとつとなっています。
衛星からの電波の受信、観測ロケットおよび科学衛星の打ち上げ時には、必要に応じて宇宙科学研究所相模原キャンパスや民間会社からの職員・技術者が派遣されます。 このような先進の体制のもと、1962年の設立以来、大小400機を超えるロケットと、わが国初の「おおすみ」を含む30機あまりの人工衛星、探査機を打ち上げ、宇宙科学研究に多大な貢献を果たしています。

種子島宇宙センター

〒891-3793 鹿児島県熊毛郡南種子町大字茎永字麻津

種子島宇宙センターは、総面積約970万平方メートルにもおよぶ日本最大のロケット発射場です。
鹿児島の南、種子島東南端の海岸線に面しており、世界一美しいロケット発射場といわれています。
当センター内には、「大型ロケット発射場」、「衛星組立棟」、「衛星フェアリング組立棟」などの設備があります。 これらの設備で、人工衛星の最終チェックからロケットへの搭載、ロケットの組み立て・整備・点検・打ち上げ、打ち上げ後のロケットの追跡まで一連の作業を行っており、 日本の宇宙開発において人工衛星打ち上げの中心的な役割を果たしています。

©Japan Aerospace Exploration Agency