H3ロケット用LE-9エンジン燃焼試験(翼振動計測試験・技術データ取得試験)の実施について

2024年(令和6年)6月21日
宇宙航空研究開発機構

H3ロケットの第1段液体燃料エンジンとして、現在JAXAが開発を進めているLE-9エンジン(タイプ2)(注)の燃焼試験(翼振動計測試験・技術データ取得試験)を下記の通り実施しますのでお知らせします。

試験名称 LE-9エンジン翼振動計測試験・技術データ取得試験
試験目的 LE-9エンジン(タイプ2)の仕様を選定するための、ターボポンプの翼の振動応答の確認、及び3D造型噴射器の技術データの取得
期間 2024年6月22日(土)~2024年7月(予定)
場所 宇宙航空研究開発機構 種子島宇宙センター(鹿児島県)
試験回数 5回(予定)

※なお、天候や作業進捗状況によって期間や試験回数等を変更することがあります。
試験終了後には、本HPにて結果をお知らせします。

注:LE-9エンジンは、段階的な開発を計画しています。
  1. タイプ1: 試験機1号機に適用したエンジン
  2. タイプ1A: 試験機2号機以降の当面の打上げに対応するエンジン
  3. タイプ2: 恒久対策仕様を適用するエンジン

©Japan Aerospace Exploration Agency