H3ロケット

H3ロケットに込めた思い

力強いSRB-3の姿をぜひ見届けてください

浅岡 宏光

打上げ隊の班名・担当

ロケット班構造係

H3ロケット試験機1号機における担当業務と概要説明

H3ロケット試験機1号機では構造係を担当しています。 構造係は、運ばれてきた機体をコンテナから出す作業、機体を移動発射台上で組立てる作業(固体ロケットブースタ(SRB-3)の取付含む)、 射点へ機体を運ぶ作業などを行います。

H3ロケットに込めた思い

H3ロケット試験機1号機の打上げでは、2本のH3ロケット用固体ロケットブースタ(SRB-3)を載したH3ロケットが轟音とともに力強く飛び立つ姿を思い描いています。
H3ロケット開発では、SRB-3の開発を担当しています。このSRB-3は、H-IIAロケットとH-IIBロケットに用いられているSRB-Aで培った技術を活用しつつ、 簡素化、低コスト化を目指して開発しています。ここに来るまで小さな試験から実機大地上燃焼試験のような大きな試験も行い、 一つ一つ検証を重ねてここまで進めてきています。
いよいよ、これまでの成果をお見せできる場面です。最後まで気を抜かず作業や点検を続けていきますので、皆さんも一緒に力強いSRB-3の姿をぜひ見届けてください。

©Japan Aerospace Exploration Agency