H3ロケット

H3ロケットに込めた思い

地道な業務の積み重ねがロケット開発にも不可欠です

河合 佳祐

打上げ隊の班名・担当

企画班

H3ロケット試験機1号機における担当業務と概要説明

H3ロケット試験機1号機打上げに係る宇宙活動法で義務付けられている打上げ許可申請業務を行っています。 2018年に宇宙活動法が施行されて以降、JAXAが打上げ実施者を務める場合は内閣府殿の許可を得てロケット打上げを行っています。 また打上げ時には許可申請書の審査を実施されている内閣府殿の現地確認をサポートします。

H3ロケットに込めた思い

入社1年目に種子島宇宙センターに配属となり、つくばに異動になった後も宇宙輸送技術部門に所属しています。入社以来、ロケット一本です(事務系では珍しいキャリア!?)。
私は種子島では管理課に所属し、地域の方々へのロケット打上げ説明会を実施する事務局を行っていましたが、その時からH3ロケットへの地元の皆様の期待を感じていました。 H3ロケットも地元の皆様の協力あってこそ打ち上がるロケットです!そのことを忘れず今回もH3ロケット試験機1号機の打上げに臨みたいと思います。
また私は事務系という立場でロケット開発に携わっていますが、時には泥臭くしびれる調整もありました笑 しかし、そういった地道な業務の積み重ねがロケット開発にも不可欠です。 文系でもロケット開発に貢献できるんだ、ということを自らが与えられた業務を懸命に努めることで、皆さんに伝えていきたいです。

©Japan Aerospace Exploration Agency