H3ロケット

H3ロケットに込めた思い

40代のほぼ全てをH3と共に過ごしてきました

小林 泰明

打上げ隊の班名・担当

ロケット班 班長代理

H3ロケット試験機1号機における担当業務と概要説明

プロジェクト立上時より、H3ロケットの機体電気(アビオニクス)系開発を担当しています。コンポーネントの一部である誘導ソフトウェアの開発担当からスタートして、IMU開発担当、電気系開発全般とりまとめ、 システム試験、飛島工場での試験機試験/検査を経て、現在は。。。何だろう?モグラ叩きマイスターかな?

H3ロケットに込めた思い

小学生の頃からガンダムを作りたくてこの業界を志しました。が、なかなか宇宙機を開発する機会に恵まれず、熱望してこの新型ロケット開発に携わることになりました。 プロジェクト立上げ1年前からの関わりですが、気づけば40代のほぼ全てをH3と共に過ごしてきて、これまでの人生の集大成が目の前の打上なのかなと。 振り返ればネガティブな出来事とか本当に色々あったし、それらを思い出すと視界がぼやけてきたりもしますが、そういう感情は一旦先送りするとして、 今はただただ、関係者の苦労が凝縮されたこの1号機の機体を無事に打上ることで達成感を共有したい。そして打上成功したら思い浮かぶ人たち全員にビールをぶっかけまくりたいな。

©Japan Aerospace Exploration Agency