H3ロケット

H3ロケットに込めた思い

少しでも多くの方が空を見上げ、H3が向かう宇宙を身近に感じてもらえると嬉しいです

西田 侑加

打上げ隊の班名・担当

ロケット班 総合システム係

H3ロケット試験機1号機における担当業務と概要説明

主に、プロジェクトマネジメントに係る業務を担当しています。 具体的には、各系の開発状況や射場での作業進捗を確認しながら、打上げに向けた準備が不足していないか、 全体を把握しプロジェクトのミッション達成に向けてチームをまとめる仕事をしています。

H3ロケットに込めた思い

2020年、LE-9エンジンが大きな課題に直面した頃、私はH3プロジェクトチームに加わりました。 右も左もわからない中、周りは緊急体制。より早く、そして確実に打上げるための再計画を立てようとしている真っ只中でした。 それから約2年半、"H3ロケットを打ち上げる"ただ1つの目標に向け、立ちはだかる壁をJAXA内外の関係者一丸で乗り越え、打上げ目前まで辿り着きました。

試験機1号機が打ち上がる時、達成感なのか、安堵なのか、はたまた喪失感なのか、自分がどんな感情を抱くのか、その瞬間が楽しみです。 そして、打上げの日には、少しでも多くの方が空を見上げ、H3が向かう宇宙を身近に感じてもらえると嬉しいです。

©Japan Aerospace Exploration Agency