H3ロケット

H3ロケットに込めた思い

みんなが当たり前に宇宙に行ける時代を実現するために貢献したい!との想いは強くなるばかりです

大久保 真也

打上げ隊の班名・担当

ロケット班・推進係

H3ロケット試験機1号機における担当業務と概要説明

H3プロジェクトでは総合システム担当として飛行経路や電波リンクなどを中心に、全体システムを成立させながらH3の潜在能力を最大限に発揮させるための総合調整を担当しています。 試験機1号機ではミッション解析等を担当し、日々進捗するLE-9開発との連携に大変苦労しましたが、 打上げ当日にはバルーン放球で観測した高層風に対して飛行計画を更新するとともに、姿勢制御・荷重等の観点からの打上げ可否を評価していきます。

H3ロケットに込めた思い

父が飛行機乗りだったこともあり、幼いころから空・宇宙への憧れを頂きつつ、ロケット開発の道に進みました。その時から、みんなが当たり前に宇宙に行ける時代を実現するために貢献したい!との想いは強くなるばかりです。
H3ロケットは、正式にプロジェクトととして立ち上がる前の構想段階では、人が乗れるロケットにしたいと考えていましたが、その想いは、信頼性がとても高くて、シンプルで安いLE-9エンジンやロケットとして受け継がれていると信じています。
1号機の後にも、多くの衛星や探査機にお待ちいただいていますし、H3ロケットも成長してより大きな力を発揮できるように、現在担当する自律飛行安全をはじめとして、引き続きH3の成長に力を注いでいきます!

©Japan Aerospace Exploration Agency