調達部プロジェクト調達室
H3ロケットの機体システムの開発に関する契約を担当しています。
H3プロジェクトを立ち上げる際は、H3プロジェクトを併任し、契約法務の担当として、H3の機体開発に必要な契約スキームを検討しました。
H3は、技術だけでなく、契約や法務の面でも多くのチャレンジをしています。
H3が世界中の利用者から注目されるロケットになるために、開発後のH3の在り方を考え、それを実現するためのパートナー選定、パートナーシップの方法を検討しました。
打上げ事業者がどのような裁量をもち、知的財産を蓄積すればよいか、それを契約条件にするとどうなるかなど考えることは多く、技術者も契約担当も本気になって議論を重ねました。
H3で培ったこのような“技術”は、その後のプロジェクト立ち上げにおいても大きな糧となっています。打上げを見て、こうした事業面でもH3プロジェクトが熟慮し、実行していることを想像いただけると嬉しいです。
©Japan Aerospace Exploration Agency