2021年3月2日(火)
推進系点検作業 ©JAXA
ロケット機体はその構造のほとんどが燃料を入れるタンクです。推進系では、これらのタンク内の燃料をエンジンに供給するための、配管、バルブ、窒素ガス、ヘリウムガスなどを扱っています。写真はJAPANの文字が書かれた反対側です。“ロケットの裏側”には複数の配管があり、燃料供給などに使われています。極低温点検で射点に運び燃料を充填する作業に備えて、推進系点検ではタンクや配管に漏れがないか、バルブが正常に機能するかなどを、時には機体内に潜り込んで一つ一つ確認します。
©Japan Aerospace Exploration Agency