H3ロケット

極低温点検機体移動

2021年3月17日(水)

極低温点検機体移動 ©JAXA

3月17日から18日にかけて極低温点検を実施しています。 17日朝、H3ロケット試験機1号機を乗せた移動発射台(ML5)が、一か月以上の間ロケットが格納されていた大型ロケット組立棟(VAB)から、 H3ロケットの打上げを行う第2射点(LP2)に移動しました。 種子島は雨が降ったり止んだりの天候で、雨が強い時間帯は作業を中断し、安全を確認しながら作業を進めました。 ML運搬台車(通称:ドーリー)によって持ち上げられたML5とH3ロケットは、6時51分に移動を開始し、時速約2km/hでゆっくりとLP2に運ばれ、7時36分に着座しました。 過去最大のH3ロケットはML5に乗せた状態で地上から約64mあり、雨の中、射点に力強く聳え立つ姿は圧巻でした。

▶極低温点検の概要はこちら
▶機体移動時のライブ中継映像はこちら

©Japan Aerospace Exploration Agency